今回は『Wines Kitchen Rigatto(ワインズ・キッチン・リガット)』にお邪魔しました。
京急日ノ出町駅から徒歩2分。リバーサイドに出るとすぐに現れる白塗りの一軒家イタリアンです。
一軒家のイタリアンといっても決して敷居が高いわけではありません。居酒屋寄りなカジュアルダイニングといったポジションのお店ですので、背伸びせず気軽に利用できます。ウッディな内装は隠れ家・アジトっぽくもありますが、開放感のある高さの天井でうまくバランスをとっている印象です。大岡川の桜を臨むロケーションとあって、3月~4月になると窓側の席は争奪戦になりそうですね。
料理のメニューはこんな感じです。
これにプラスして季節のメニューが数種類という陣容です。
まずは『本日の前菜盛り合わせ(980円)』をいただきます。
これぞ居酒屋寄りのイタリアン!といった鉄板アイテムが目白押し。980円はなかなかお得じゃないでしょうか。前菜からメインに至るまで、全体的に頭で考えさせないわかりやすい料理が多いですね。
『信州野菜のバーニャカウダ(900円)』。この辺りのエリアは鎌倉野菜、横浜野菜を謳うお店が多い中であえての信州推し!
色とりどりで見映えが良いですね。アンチョビたっぷりで濃厚なソースはワイン泥棒。スタッフの方もグラスが空いたタイミングで、すぐにおかわりをサジェストしてくれるので気持ちよく飲み食いできます。
こちらは『マルゲリータ(1300円)』。専門店顔負けの釜焼きナポリピッツァです。
ややふわっとモッチリした食感が印象的。トマトソースもジューシーで非常にツボを押さえています。
メインは『魚介のブイヤベース(2800円)』をいただきました。
他の料理に比べれば割高ですが、これだけ魚介がぶりぶり乗っていたら文句のつけようもありません。たっぷりサフランの香りが好き!あ~余った汁でリゾットにしたい!
ちなみに、お通しで提供される自家製のバゲットはおかわり自由です。ブイヤベースの煮汁でバゲットを消化するのも良いかと思います。
ただし、おかわり自由を謳っているわりに一度もおかわりのサジェストがなかったのは謎。「どうせおかわりしないだろうなー」と思っていても、一度ぐらい聞きに行くのが筋のいいサービスだと思います。
デザートは『日ノ出プリン』。価格は忘れました!500円前後だったかな?
正確にはプリンでなくてアイスでしたね。プリン味の濃厚アイス。バニラビーンズが効いてこれはこれでウマイ。
しかしこれがなかなかの甘さで「食後にコーヒーでも飲みたいなー」「でも夜寝れなくなっちゃうかも」などとぐずぐず考えていたら、スタッフの方がサービスでエスプレッソを出してくれました。おいおいエスパーか!イケメンか…!
「ちょうど飲みたいと思っていたのでお代はちゃんとつけてください」と申し出たのですが、「締めで清掃するついでなので結構ですよ」とこれまた百戦錬磨なサービスマンらしい模範的な解答。そう言われちゃ仕方ないね(笑)また今度裏を返しに伺うとしますか。
おわりに
そんなわけで今回お邪魔した『Wines Kitchen Rigatto(ワインズ・キッチン・リガット)』、料理、接客ともにソツなく、総合的な満足度の高いお店でした。
お会計は2名で12000円程度。非常に妥当な価格ですね。これ以上高ければ『オステリア イノウエ』や『ヴィア・トスカネッラ』あたりのワンランク上のお店を選びますし、これ以上安いとお店の運営も大変になるはず。
個人的に若干のマイナスポイントは喫煙可であることぐらいですかね。現状は喫煙者がいる飲み会での利用が最適のようにお見受けしました。
それではまた。
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