こんにちは、しーたか(@s_sakearchive)です。
今回は『Bistro HOBO(ビストロ・ホーボー)』にお邪魔しました。
JR・ブルーラインの桜木町駅、京急線の日ノ出町駅からともに徒歩8分。横丁ビル『野毛食道楽』の2Fにある自然派ワインとジビエ料理が売りのビストロです。
店内はカウンターとテーブル席で30席程と、美味しい料理が出てきそうないいサイズ感じゃありませんか。
グラスワインのメニューはこんな感じ。
アイテムのすべてがナチュールワインだそうです。グラス1杯は税込で700円~900円前後と値段はかなりリーズナブル。ただしグラスに注がれる量は少な目なので結果的に想定していた以上に高くついてしまいました。
料理のメニューはこちら。
おぉーたしかにジビエの充実っぷりは素晴らしい。シャルキュトリーもほぼ自家製らしいですよ。これは期待できそうです。
余談ですが、こちらのシェフは名脇役的な俳優の誰かに似ているんですよねー。誰なんだろうなー?若い頃の緒方直人に似ているのかな。いかにも職人肌でウマイものを作ってくれそうな雰囲気を感じます。
まずは『鰊と彩り野菜のテリーヌ(990円)。
鰊を使ったテリーヌはたまに見かけますが、これほど発色のいいものは初めてかも?
『前菜の盛り合わせ(2,200円)』。
あら、今度は鰊のマリネがある(笑)ずいぶん鰊で押してきますね!お味はどれも一定の水準以上。野毛でこれぐらいの料理が食べられるのはマジでありがたいですね。個人的にはポロネギのマリネとクリームチーズのテリーヌが気に入りました。
『マグレ鴨の生ハム(660円)』。ウクライナ危機でこの手の食材は今後値上がりが予想されるので今のうちにいただきましょう…。
お次は『ココットブイヤベース(1320円)』。
値段の割に量が多い…!鮮魚はその日その日で変わるそうです。本日は黒ムツを使用。別料金でバケットもいただき、煮汁まで余すところなくいただきました。
『穴熊のコンフィ 炭火焼!!(2,420円)』。超希少とのことなので注文してみました。
穴熊っていうといわゆるむじなですよね。たぬきとむじなの違いが未だによくわかっておりませんが似たようなものなのでしょう。冬を迎えてブリブリに蓄えた脂は野趣溢れるじっとりとした旨さ。穴熊という食材は肉よりも脂身の部分の方がウマイらしい。これはあと2皿ぐらい食べたいぞ…。
お腹の具合をみてもう1品。『白子のムニエル(1,210円)』。
カリッとした表面の内側に濃厚な旨みを湛えた絶妙な調理。和食の店で食べる白子ポン酢とは違った良さですよね。
『チーズの2種盛(値段不明)』。
この日はまん延防止措置の期間であったため、20時で料理とドリンクのラストオーダーとなり、最後に赤ワインを注文した上で「赤ワインと合いそうなもので2種お願いします」とオーダーしたのがこちら。
すぐに提供されるだろうと高を括っていたら、20分以上経っても一向に提供されず、こちらから催促してようやく出していただけました。あのさー…赤ワインほとんど飲みきっちゃったんですけど(笑)もうラストオーダーは終わっていてワインも食後酒も注文できないのにチーズだけ食うのはキツいですよね。ガキの使いじゃないんだから、オーダーからお客さんの機微や意図を感じ取ってほしいものです。なんとなく不完全燃焼感の残る食事でした。
おわりに
そんなわけで今回お邪魔した『Bistro HOBO(ビストロ・ホーボー)』、最後は不完全燃焼で終わりましたが、野毛らしからぬハイクオリティなフレンチを堪能出来る良店でした。
お会計は2名で21,000円と、野毛のお店で飲み食いした割には結構な金額になりましたが、上記の料理にドリンクを計13杯と、怒濤の如く注文した結果なので、特別高いわけではないと思います。グラスワインは提供量が少なめなのでボトルで注文する方が賢明でしょう。
当店の食べログを見ると1人で4,000〜6,000円で利用されている方が多いようですが、それはどうかなー?普通に飲み食いしたらその金額じゃまず収まらないと思うけど。
野毛たべもの横丁にある『Bistro Graine Marche』は姉妹店だそうです。2軒3軒とハシゴしたい方はそちらに行かれた方が良いでしょう。
それではまた。
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