しーたかの日本酒アーカイブ

日本酒の魅力について、もっと語りたくなったからブログを始めたんだ

盛岡・菜園『かかし屋』気っぷのいい大将が豪快に振る舞うボリューム満点の海鮮料理が最高!雲丹、蟹、牡蠣、あらゆる海の幸を食べ尽くす海鮮居酒屋の決定版です。

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こんにちは、しーたか(@s_sakearchive)です。

 今回は『かかし屋』へお邪魔しました。
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盛岡駅から徒歩12分ほど。ホテルロイヤル盛岡の向かいのビルの地下にある海鮮居酒屋です。

コロナ禍における外出自粛の影響は比較的感染者の少ない盛岡にも及んでおり、メインストリートは全く人が歩いておりません。キャッチの兄さんの悲壮な呼び込みを振り切り、やってきたこちらのお店は、なんとなんと9割ほどの客入り。「えーこの街のどこにこんな人がいたの!?」槍が降ろうがコロナだろうがどんな状況でも流行っている店にはお客さんはきっちり付いているもんなんだなーと実感させられます。

それにしても、店先の貼り紙の力強さが頼もしいですね。刺身を注文しない客は客に非ず、断固許さんという強い圧を感じます(笑)
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肝心のお店の雰囲気はというと、板場にでんと構える大将を中心とした学生スタッフの部活的な空気感がなんとも心地いいんですよね~。大将は口調こそキツいものの高圧的ではなく、若いスタッフさんからは畏怖に似たリスペクトを感じます。

まずはウーロンハイで乾杯。お通しは『ところてん』です。真夏のお通しとして正解中の正解ですよねー。
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メニュー表がチラっと見えていますが、日本酒はおよそ20種類以上あり、東北を中心に全国各地の銘酒が取り揃えられています。この日は『花邑』『仙禽』『豊盃』『美酒の設計』『赤武』『鷲の尾』などなど。人気銘柄をピックしつつも地元の酒に一礼する義理堅さのバランスに、勝手ながら大いに好感を抱いてしまいます。

『生牡蠣』。この店は出てくるもの全てがいちいちデカイ!パッと見は伝わりづらいですが、一般的な真牡蠣の1.5倍ほどのサイズ感でした。
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ちなみにこの日は8月。Rのつかない月の牡蠣は食うな、なんてよく言われるけど、普通に美味いですね。余計な言葉に惑わされたら人生損するよねー。

大将に「ごめんね、順番にやるからちょっと待っててなー」と声を掛けられ待つこと15分、本日の主役がやってきました。『刺身の盛り合わせ』。
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盛りの良さが尋常じゃねぇな、これは!これほどどっさり盛り込まれたネタはどれも一級品。「シングルヒットならいつでも打てます」ってな感じでアベレージが高い。やはり岩手県の海鮮居酒屋なだけあり、雲丹が特にアタリでしたね。臭みが全くなく濃厚。東京で食べたらエライ金額になってしまうやつじゃんかよ。

せっかくなので毛蟹も1杯いただきました。デカすぎる甲羅にピントを合わせると脚がぼやける(笑)
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見た目以上に身も味噌もぎっしりと詰まっており、ほじってもほじっても全然なくなりません。たしかお値段は1杯3000円だったかな?価格的にもっと身入りが少ないか、小さめのサイズだろうとたかをくくっていたので、嬉しい誤算でした。蟹食って腹パンになれるってすげー幸せじゃん。

おわりに

そんなわけで今回お邪魔した『かかし屋』、東京の『魚金(うおきん)』を彷彿とさせるハイコスパ海鮮居酒屋でした。

2名で飲んで食べて12000円程度と超格安。上記の写真以外にも一品料理を頼んで腹パンパンだし、日本酒もそこそこ飲んでのこの価格ですからね。

一見客にも気さくに声を掛けてくださる大将のホスピタリティも素晴らしい。大将を慕って次々に訪れる常連・リピーター客の多さも頷けます。

盛岡にはこれからちょくちょく足を運ぶことになりそうなので、今度はしっかり腹を空かせてお邪魔したいですね。冬にお邪魔すればさぞかし楽しいことでしょう。

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