こんにちは、しーたか(@s_sakearchive)です。
今回は『Tres(トレス)』へお邪魔しました。
鎌倉駅から徒歩5分。鎌倉の地では有名なバー『マッチ・ポイント』のお隣、今小路に面したビルの1階にあるワインバーです。鎌倉はワイン愛好家が多いエリアとあって、洋食やワインバーの類の店選びには全くもって困ることがありませんね。
MAX14席程の極小店舗ですが、不思議とせまっくるしい感じはせず、ゆるやかな時間が流れます。お店を営むご夫婦は、揃ってソムリエの有資格者とのこと。ワインのプレゼンテーションの端々に愛を感じます。
グラスワインは泡からロゼ・オレンジ・白・赤まで12種類程、いわゆる自然派ワインばかりが揃います。大手インポーターのマス向けのワインにはない独特の個性は魅力的ですよね。早々と店主にイニシアチブを預けて雛鳥モードで臨んだところ、で気持ちよく楽しめました。
『前菜の3種盛り(980円)』。
八角を使って醤油煮にした鶏レバーが秀逸。自然派ワインととんでもない相性の良さをみせてくれます。料理は全体的にポーション・価格ともに控えめなのでソロ飲み客も遠慮なくいろいろと頼めそうですね。
『蒸鶏とサニーレタスの生春巻(1本330円)』上品な味わいのチリソースをかけて。シンプルに美味しい。
『スペルト小麦とトマトのスープ(570円)』。真夏でも熱々のスープをわざわざメニューに載せるあたりかなりの自信作なんじゃないかと思い、注文してみました。
サラミで出汁を取った旨み溢れるスープにトマトの軽快な酸味が映える。これはすこぶる旨いね~まさに食べるスープといったところ。1皿でも2名でぎりぎりシェアできるボリュームがありがたいです。
『特製水餃子 豚れんこんしょうが(600円)』。
創業時からの人気メニューらしい1品。むっちりとつるりのハイブリッド的な皮が実によいです!プラス60円で追いパクチーも可能だそうです。自然派ワインに寄せる料理が多く、酒も食も自然と噛み合って進んでいきます。
『鮎のコンフィ タプナード添え(880円)』
ふっくらとした身に肝を纏わせながら丁寧にいただく。半分ぐらい進んだところでタプナードをつけて味変すると2度楽しめます。都内なら1.5~2倍の金額は取れるクオリティーです。もしあるのなら単品の料理だけでなく、コースも頼んでみたいところですね。
『アイコトマトと枝豆のキッシュ(価格は忘れました)』。
鎌倉野菜の顔であるアイコ(プチトマト)を使ったキッシュです。アイコの凝縮感が際立つ。軽めの生地で、もっさり感のない仕上がりが気に入りました。
おわりに
そんなわけで『Tres(トレス)』、素朴で品のいい料理と自然派ワインの変幻自在な表情を存分に楽しめるお店でした。
この日の会計は2人で13000円。やっす!だって結構飲みましたよ〜?料理が安いことを差し引いても16000円ぐらいは行ったかなーと見積もっていたので、かなりお値打ちに感じました。
近所にあったら確実に週1は通っていますねーこのお店は。鎌倉は狭いエリアにセンスのいいお店が密集していて羨ましいですよ、本当に。
それではまた。
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