こんにちは、しーたか(@s_sakearchive)です。
今回は『羊香味坊(やんしゃんあじぼう)』へお邪魔しました。
御徒町駅から徒歩3分。神田の人気中華『味坊』の姉妹店です。孤独のグルメのシーズン6にも登場しましたね。ゴローさんいわく「御徒町ラムフェスティバル」。つまるところ羊肉特化型の店舗です。
まずはビールで喉を潤してメニューを考えましょ。『白穂乃香(700円)』でスタート。コロナでお客さんも減っているでしょうに、劣化は感じられずきちんと回転しているお味。管理が難しい商材がグッドコンディションで出てくるのは嬉しい限りです。
この『白穂乃香』もそうですが、自然派ワインやオリジナルの酎ハイなど気の効いたドリンクメニューが酒飲みの心をグッと掴みますね~。
こちらは『蒸し餃子(蕎麦粉皮)』。
お通しかと思いきや、店員さん曰く「正月なのでサービス」とのこと。気前いいねぇ~謝謝!熱々のうちに頬張るとほのかに蕎麦の香りがいい感じ。素朴な味でよいね。連れは蕎麦アレルギーなので私が全部いただきました。
せっかくなのでラムの串焼きもいただきます。
注文したのはラムショルダー、ラムつくね、ラムネックです。基本的にオーダーは2本ずつの提供。がっつりクミンが効いたスパイシーな味付けです。軟弱な日本人には殺傷能力が高いですね(笑)焼きすぎなのか、肉が思ったよりパサパサしているのが気になりますが、まずまず美味。
『本日の青菜炒め(800円)』。
ニンニクをたっぷり使ったジャンクな味。青菜のシャキッとした歯応えが活きています。
寒いと汁物も食べたくなりますよね。お次は『ラムモツの煮込みスープ(1200円)』。
ラムのモツは初めて食べるな!?いろんな部位がゴロゴロ入っていて食感が楽しい。意外と食べやすいものですね。おそらくラムの骨から取っているであろう出汁は独特の旨みに溢れています。こういうのをあっさりめの味で食わせるセンスが味坊集団のいいところなんですよね。
『塩水鴨(800円)』。一番最初にオーダーしたのですが、忘れられていました(笑)
塩水で茹で上げたぶつ切りの鴨。味が単調で思った以上にボリュームがあり、こいつは蛇足でしたね。近所の系列店『老酒舗』のマーラー系の味付けに慣れてしまったせいか物足りなさを感じます(笑)
『白酒の飲み比べセット(450円)』。一見、小ぶりでかわいい酒器で映え~な感じですが、中身はすべてアルコール度数40度以上の白酒です。
右から順に飲めと言うので、その通りに飲み進めると、ライトで華やかなタイプからガツンとパンチのあるタイプに上手く流れていきます。白酒に関してはまったくの門外漢ですが、この辺は日本酒や焼酎にも通ずるところがありますよね。
おわりに
そんなわけで今回お邪魔した『羊香味坊(やんしゃんあじぼう)』、ジンギスカン以外の羊食の選択肢として非常に有力なお店でした。
それにしても味坊集団は日本の酒場をよく熟知していますよね~。自社の強みを日本の酒場仕様にローカライズさせる器用さが素晴らしいです。
個人的にはメニューの選択肢が多い『老酒舗』の方が好みですかね。どうしようもなく羊肉の気分になったときはまたお邪魔させてもらいます。
それではまた。
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