しーたかの日本酒アーカイブ

日本酒の魅力について、もっと語りたくなったからブログを始めたんだ

日本酒応援団プロデュース『究極のペアリング産直シリーズ10月 幻のミニ牡蠣 大入島オイスター×KUNISAKI 純米大吟醸』をいただきました。

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こんにちは、しーたか(@s_sakearchive)です。

いつもお世話になっている日本酒応援団(以下敬省略)から、日本酒セットのサンプルをいただきましたので紹介いたします。

それがコチラ『究極のペアリング産直シリーズ10月 幻のミニ牡蠣 大入島オイスター×KUNISAKI 純米大吟醸』です。f:id:sakearchive:20211010151328j:image
その土地ならではの食材と日本酒をペアリング体験を提案する『究極のペアリング産直シリーズ』の10月分は、牡蠣×KUNISAKI。welovesake.stores.jp

日本酒応援団の醸造パートナーである萱島(かやしま)酒造の『KUNISAKI 純米大吟醸 無濾過生原酒』と、大分県の大入島産バージンオイスターがセットになっております。

今度は牡蠣かぁ~そう来たか!自宅で牡蠣を食べるのっていつぶりだろう?しかも殻付きの牡蠣となると、家ではなかなか食べる機会が少ないだけに嬉しいですね。

先日いただいた産直シリーズの『旬の天然サザエ豪華3種&鮮魚セット×NOTO純米大吟醸』が掛け値なしに素晴らしかっただけに、一層期待が高まります。日本酒応援団は本業(?)の日本酒のプロデュースだけでなく、食材の発掘~提案にも長けている点でオリジナリティを発揮していますよね。「日本酒を売る」というより「より日本酒を楽しめるライフスタイルを提案する」姿勢がいち日本酒ファンとして嬉しく思うのです。

sakearchive.hatenablog.jp

こだわりのブランド牡蠣『大入島オイスター』の尋常じゃならざるウマさに震え、『KUNISAKI』の優しい甘みに癒される。10月の産直シリーズもお値段以上の食体験が約束されています。

牡蠣と日本酒はもちろんクール便で届きます。牡蠣のセットはこんな感じ。ご丁寧に軍手と殻を剥く用のナイフも同梱されています。
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今回いただいたのは大分県の『大入島オイスター』と呼ばれるブランド牡蠣です。販売元は合同会社新栄丸さん。主にニュージーランドの牡蠣養殖業者が採用するフリップファームシステムと呼ばれる養殖方法を採り入れているのですが、これがなかなかユニークなんですよ。人間と一緒で多少のストレスがないといい方向に育たないんですかね?

ニュージーランドのカキ養殖業者が採用するこの高効率の養殖方法の特徴は、牡蠣を揺らすことで殻に向かう栄養素を身に凝縮させること、天日干しにすることで適度のストレスを与え旨味を増すこと、そして何より特徴的なものが「専用船を使って牡蠣カゴを回転」させ、揺らしと天日干しのタイミングをコントロールすることで最高の牡蠣に仕立てることができる点です。

https://www.shinei-maru.com/blog/2639/より引用

写真でも何となく伝わると思いますが、一個のサイズは標準的な牡蠣よりもかなり小さめです。
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若い牡蠣ってこんなに小さいのか!佐伯湾が育んだ生後1年未満のバージンオイスターを大入島オイスターとして販売されているそうです。バージン、つまり産卵を経験していないため、牡蠣特有のえぐみや臭みがないのがウリなんですってね。しかも早朝に収穫したものが翌日にはクール便で自宅に配達されるので当然鮮度は抜群です。

もちろん生食でもイケるんですが、今回はあえて『蒸し牡蠣』にしていただきました。
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しっかり加熱してもプリプリでジューシーさがしっかり残っている!クセがなくて食べやすいだけでなく、一般的な真牡蠣よりも旨味の凝縮感が強いんですよね~。ド素人の私は「牡蠣ってデカければデカいほどウマイんじゃないのー?」なんて思っていましたが、間違った思い込みであることに気づかされました。ここ数年食べた真牡蠣の中でもトップクラスに美味いんですけど…(笑)山椒は小粒でもぴりりと辛いのよ。

牡蠣に合わせるお酒は『KUNISAKI 純米大吟醸 無濾過生原酒』。お酒のキャッチコピーは「ブレないから愛される。甘みは旨味、九州型味大吟醸。」とのことです。
f:id:sakearchive:20211015183302j:imageトロッと甘いが後味は軽め、優しい味わいで素直な美味さですね。華やかすぎず、たしかに触れ込み通り九州ライクな味大吟って感じでしょうか。肝心の牡蠣との相性もまずまず。牡蠣にレモンを搾っていただくと、酒の甘みと牡蠣の旨味が重なりやすくていい感じですね。

ちなみに、ぬる燗もかなりウマイのでオススメです。燗してもきちんと旨いのはいい酒の証!生牡蠣なら冷酒、蒸しor焼き牡蠣ならぬる燗と飲み分けると面白いでしょう。

おわりに

そんなわけで今回いただいた『究極のペアリング産直シリーズ10月 幻のミニ牡蠣 大入島オイスター×KUNISAKI 純米大吟醸』、期待していたハードルを越えてカルチャーショックすら覚える『大入島オイスター』のウマさと、優しい甘みで飲みやすい『KUNISAKI』の強力コンビがハマりにハマった素晴らしいセットでした。

先日いただいた能登のサザエと刺身のセットに引き続き、今回の牡蠣で確信しましたけど、日本酒応援団はお酒だけでなく食材に対する選球眼がめちゃくちゃいいですよね。日本酒も安定してクオリティが高く、酒だけでも主役を張れます。「酒が主、肴は従」的なペアリングだって全然できるのに、食材が一番輝くような演出を優先できるのはやっぱわかってるよなー。

で、今回のセットも数量限定です。1日20セット限定。ひとくち食べればおかわりが欲しくなるウマさなので、2~3人前で注文するのも大いにアリです!なんの忖度もなしにただただ旨かった…。

それではまた。

日本酒応援団のお酒といえば、埼玉県の『AGEO』も美酒。気になる方は全国の高島屋で発売されていますのでぜひぜひお試しください。

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