こんにちは、しーたかです。
今回は『八鹿 スパークリング Niji 瓶内二次発酵』をいただきました。大分県玖珠(くす)郡の八鹿酒造のお酒です。『八鹿』って記憶している限り飲むの初めてかも?
もともとは日本酒造りでスタートした酒蔵さんですが、今は麦焼酎やリキュールも製造しています。あの『銀座のすずめ』も八鹿酒造の商品だったんですね~。全然知りませんでしたよ。
さて、今回いただく『八鹿 スパークリング Niji 瓶内二次発酵』はネーミングの通り、瓶内二次発酵による繊細な泡立ちがウリの、スパークリングタイプの日本酒です。
開発までにかかった年数はなんと7年!2017年に満を辞してリリースすると、先日行われた『SAKE COMPETITON 2019』や『KURA MASTER』『IWC(International Wine Challenge』など主要なコンクールにおいて部門最高賞を獲得し、瞬く間に話題になりましたね。
お値段は4合瓶で3000円ポッキリ。シャンパーニュともバチバチにやり合う気満々!な強気の価格設定からは自信のほどが伺えます。やはりハレの日向けの需要が高いのでしょうか?
興味本意で購入しなんでもない日に開けてしまいましたがそれも一興。じっくりその実力を楽しませていだだきます。
『八鹿 スパークリング Niji 瓶内二次発酵』虹が見えるかはさておき、淡く優しい味わいが印象的です。度数低めのスパークリング日本酒がお好きな方は一度試す価値アリ!
『八鹿 スパークリング Niji 瓶内二次発酵』の裏ラベルはこちらスペック表も貼っておきます。
原材料 | 米(国産)、米麹(国産米) |
アルコール分 | 8度 |
それではいただいてみましょう。
グラスに口を近づけると、やや乳酸や麹を連想するような優しい米の香り。やはりアルコール度数の低さもあって香り自体もライトですね。
口に含むと、瓶内二次発酵らしいキメ細かい泡が導くシルキーなタッチ。洋梨や乳酸を思わせる甘味が小気味良く膨らみます。
華美すぎず優しい味わいが印象的ですね。酸味も淡さがあってグッドです!
一般的なスパークリングワインと比べたときに、スパークリングタイプの日本酒が優位に立てるポイントって上品な淡い酸が出せるところだと思うんですよね。日本酒ならではの利点をしっかり活かしていて素晴らしいなと思いました。
ヨーグルトやグレープフルーツのような余韻を残す爽やかで軽快なフィニッシュ。あまりにスイスイ飲めるもので気がついた頃には空になっていました(笑)
そんなわけで今回いただいた『八鹿(やつしか) スパークリング Niji 瓶内二次発酵』、上質かつ軽快なスパークリング日本酒でした。
私がこれまでに飲んできたスパークリングタイプの日本酒の中でもしっかり上位に入ってくる味わいですね。結構いいセンいっているのではないでしょうか?
唯一難点があれば、やはり価格の面でしょう。なんせアルコール10度未満の低アルコール酒では化け物クラスのコスパを誇る『天蛙』や『スノーファンタジー』といったお酒がありますからね~。
とはいえハレの日や手土産に安心して購入できるクオリティーですし、上記の2銘柄よりは入手しやすいので、個人的にはリピートありだと思ってます!
ちょっといいことがあった日に開けたいスパークリング日本酒。『八鹿』他のお酒も飲んでみたくなりました。
それではまた。
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