こんにちは、しーたか(@s_sakearchive)です。
今回は『田酒(でんしゅ) Micro Bubble 生』をいただきました。
青森県青森市の西田酒造店のお酒です。
以前まで『外ヶ濱(そとがはま)』名義で販売されていたスパークリング日本酒です。いつの間に『田酒』の紋所に替わったんでしょう、2020年頃ですかね?
名称は変わりましたが、基本的なスペックは『外ヶ濱』を踏襲していますね。白麹を一部使用し、炭酸ガスを充填して発泡タイプに仕上げた夏季限定の商品とのことです。
『田酒(でんしゅ) Micro Bubble 生』旧・外ヶ濱時代のスタイルを踏襲。炭酸ガスによって元々のクリアな酒質がより引き立った1本です。
『田酒(でんしゅ) Micro Bubble 生』の裏ラベルはこちら
スペック表も貼っておきます。
原材料 | 米(国産)、米麹(国産米)、炭酸ガス |
原料米 | 青森県産 華吹雪 100% |
精米歩合 | 麹米 50% 掛米 55% |
アルコール分 | 15度 |
それではいただいてみましょう。
グラスに口を近づけると、
口に含むと、ラムネのような爽やかで小ぶりな甘みが膨らみます。ちょっぴりヨーグルトのニュアンスや水で薄めたグレープフルーツっぽい味わいもあり、白麹らしさもはっきりと感じられますね。
スパークリング日本酒のメインストリームであるおりがらみの活性生酒に対して、今回の『田酒 Micro Bubble 生』はおりを全く含まない分、徹頭徹尾ライトな味わいに仕上がっています。銀盤の上を颯爽と滑走するスケーターのような軽快さです。
瓶内二次発酵ではないだけに、ガス感はやや平面的で立体性に欠けるきらいはありますが、これはこれでサクサク飲めて大いにアリでしょう。元々は夏向けの商品ですもんね。
個人的にかなり意外だったのは、約1年半の間眠っていた割りに、ほとんど劣化は見られなかったことですね。白麹かつ加水タイプの生酒なので熟成させるには不安要素たっぷりだと思っていたので、いい意味で予想を裏切られました。
少なくとも低温で保管するのであれば、半年ぐらいは間違いなくコンディションをキープできそうですね。出荷時期の夏場に購入して、秋~春に飲むのも悪くないかも?個人的には結構気に入った1本です。
それではまた。
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