こんにちは、しーたか(@s_sakearchive)です。
栃木県が誇る人気銘柄『鳳凰美田(ほうおうびでん)』。
マスカットのような華やかな香りとジューシーな味わいで、日本酒ファンならずとも一度は耳にしたことがある名前ではないでしょうか。
そんな鳳凰美田の限定商品で、思わずジャケ買いしてしまったのがこちら。『鳳凰美田 ミクマリ Fly High Cloudy 純米大吟醸酒 にごり』です。
2024年のCRAFT SAKE WEEKで先行リリースされ話題をさらった「ミクマリ(水分神)」シリーズの、夏限定スペシャルエディション。スペックは日光の御神水で仕込んだ純米大吟醸のにごり生酒。
「Fly High」という名前には、発酵の勢いそのままに高く舞い上がるようなイメージが込められているのでしょうか。
| 原材料 | 米(国産)、米麹(国産米) |
| 精米歩合 | 50% |
| アルコール分 | 15度以上16度未満 |
アルコール度数は15-16%ということで、一般的な日本酒と同等程度です。
鳳凰美田といえば『Wine Cell(ワインセル)』という人気のスパークリング商品がありますが、果たしてこの『Fly High Cloudy』はどう違うのか?
さっそく開栓してみましょう!
『鳳凰美田 ミクマリ Fly High Cloudy』の味わいは?
にごり酒でガスを含んでいるため、慎重に開栓。
グラスに注ぐと、シュワシュワと心地よい音が立ちます。
香りは、鳳凰美田らしい華やかなマスカットや、完熟したパイナップルのような濃厚な甘い香り。その奥に微かにライチのような清涼感も見え隠れします。
口に含む前から、「あ、これ絶対美味いやつだ」と確信させる甘美なアロマです。
一口含むと、ジューシーな甘みと微発泡のガス感が弾けます。
ファーストアタックは非常にフルーティー。パイナップルのような甘さが広がり、まさに鳳凰美田らしい芳醇さが楽しめます。
後半にかけて、グレープフルーツのようなビターな余韻が顔を出し、思った以上にドライに収束していく。
軽快な酸味とともに、ボディラインが急激にタイトに変化していくんです。甘いのに、ダレない。このジューシー&ドライなギャップとスピード感が凄い。
結構いいじゃないですか。鳳凰美田はこれまで色々と飲んできましたが、個人的には傑作の部類に入るんじゃないかと思います。
人気の「ワインセル」とも比較したくなりますが、方向性は若干違いますね。
あちらがワイン酵母由来の酸味と華やかさだとしたら、こちらは日本酒の醪(もろみ)のエネルギーをそのまま凝縮したようなライブ感があります。
ガス感のあるタイプとして比べるなら、旨味の密度と完成度において、個人的にはこちらの方が数段上だと感じました。
夏限定での出荷だったようですが、このクオリティなら夏だけでなく通年で飲みたい味わいです。
アペリティフとして単体で楽しむのはもちろん、フルーツを使ったサラダや、クリームチーズなどの軽食と合わせても最高でしょう。
おわりに
そんなわけで今回は『鳳凰美田 ミクマリ Fly High Cloudy 純米大吟醸酒 にごり』をいただきました。
パイナップルやライチ香るジューシーな立ち上がりから、驚くほどタイトに締まるドライなフィニッシュ。
ポップなラベルとは裏腹に、非常に計算され尽くした大人のスパークリングにごり酒でした。
またリリースされるのであれば、個人的にもぜひリピートしてみたいお酒です。
それでは、また!
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