しーたかの日本酒アーカイブ

日本酒の魅力について、もっと語りたくなったからブログを始めたんだ

第8回チャリティ試飲会『酒は未来を救う』に行ってきました

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しーたかです!またまた日本酒イベント行ってきました!
 
第8回 チャリティー試飲会 酒は未来を救う ~今、私たちに出来ること~

酒は未来を救う会が主催する、日本酒、焼酎、ワインが試飲し放題のイベントです。
そして何より重要なのは、チャリティーイベントだということ。
イベントの趣旨がパンフレットに記載されていましたので引用します。
世の中には、病気の子供達が沢山います。
 
自分たちで少しでもお役に立てることがないか、考えました。
 
そこで、子供の未来に少しでもお役に立てればと、熱意のある蔵元さんにご支援頂きました。
 
試飲会の経費を除いたすべての売上げ金を、子供達の未来に寄付致します。 
要は、酒飲んで社会貢献出来るよってイベント。
酒飲んでハッピー、子どもたちもハッピーになれるとくれば言うことなし!ですよね。
 

酒は未来を救う イベント会場の大さん橋ホールへ

今回のイベントの会場は横浜・みなとみらいにある大さん橋ホールで行われました。
大さん橋は横浜港の港湾施設。海外や国内の大型客船が出入りする客船ターミナルとして知られています。
ターミナルの奥にホール施設があって、そこで行われました。
 
さぁイベントの始まりだ!主催者のあいさつから。逆光で見にくいですね。

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主催者あいさつの間の会場風景。

f:id:sakearchive:20160401151618j:imageけっこう人入ってますね!ただ、この会場は見た目以上に広く、窮屈な思いはせずにすみました。

早速日本酒の試飲ブースへ!

秋田の新政(あらまさ)ブース
雑誌や各種メディアにも引っ張りだこの『新政』ブースにきました。飛ぶ鳥を落とす勢いですね~。
『新政』の何がすごいって、造りはクラシックなのに、酒の味はモダンなところ。
 
『新政』ブースでは涅槃龜(にるがめ)をいただきました。

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他にはNO.6や亜麻猫、コスモスなどがありました。

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秋田の一白水成(いっぱくすいせい)ブース
 こちらはピンクのラベルが印象的な『一白水成 純米吟醸 美郷錦』。

f:id:sakearchive:20160401151651j:image美郷錦は秋田産の酒米です。均整の取れた味でウマイ!一白水成はこの美郷錦か、特別純米の良心が個人的に好きです。無難すぎるか。

白のラベルは『一白水成 純米吟醸生酒 酒未来』。

f:id:sakearchive:20160401151707j:image酒未来というお米はいま本当に注目度が高いですね~。酒未来は『十四代』の高木酒造さんが開発した酒米です。最近は奈良萬も酒未来使ってましたね。

 
福島の冩樂(しゃらく)
冩樂は純米吟醸で五百万石と山田錦を飲み比べをしました。
写真右手が純米吟醸の五百万石。

f:id:sakearchive:20160401151724j:image控えめな香り、ソフトな旨みにややドライな後味。五百万石のよさが際立ちます。

 そしてこちらが『冩樂 純米吟醸 生酒 山田錦』

f:id:sakearchive:20160401151737j:image黒のラベルに金の文字がかっこいい!

丸みを帯びた甘味と長い余韻が素晴らしい!フェロモン出まくりか!?

栃木の大那(だいな)ブース
冩樂を飲んだらガゼンやる気が出てきましたよ!!すぐさま隣の『大那』ブースへ

f:id:sakearchive:20160401151757j:image名前の由来を公式ページより引用します。

那須高原の南端、那珂川とその支流、箒川、蛇尾川の3つの川が村内に流れておりあちこちで清水や涌き水が見られ、古来より農業や稲作が盛んに行われてきました。
この大いなる那須の大地が育んだ豊穣なバックグラウンドを大切にし、それを日本酒という形で伝えられたらと思い「大那」と銘名しました。農業製品として「大那」を造り続ける事、表現し続ける事が大切だと考えてます
『大那 超辛口 純米』をいただきました。

f:id:sakearchive:20160401151743j:imageふくよかな米の旨みがありながらキリっと辛い。実にいいとこ取りなお酒!

 
栃木の鳳凰美田(ほうおうびでん)ブースへ
栃木の超人気酒、鳳凰美田ブースにやってきました。
この日の提供する日本酒は『鳳凰美田のPhoenix 愛山 純米大吟醸』の一本勝負!

f:id:sakearchive:20160401151808j:imageなんと潔いことか(笑)とはいってもヴィンテージ違いがもう1本用意されていたんですけどね。

f:id:sakearchive:20160401151814j:image力強い羽ばたきを感じさせるような、凄まじい香り!あまりの香りの強さに、酒を口に運ぶことをためらってしまう。口に含むと米の甘味が優しく揺らぐよう。愛山は鳳凰美田のためにあるのか…!?

神奈川のいずみ橋ブースへ
神奈川の雄・いずみ橋ブースへ。
写真はレギュラー商品の『黒とんぼ 生もと 純米酒』と『楽風舞 純米酒』この2本は私のお気に入り。

f:id:sakearchive:20160401151831j:imageその他には玉栄や愛山で仕込んだお酒も出品してました。他県産の米を使うなんて、地元・海老名産の米にこだわる泉橋酒造にしてはめずらしいことですねぇ。

 新潟の鶴齢(かくれい)ブース

芳醇旨口の酒を醸す『鶴齢』ブースにやってきました。

私の好きな純米の生原酒シリーズがありました。米違いで山田錦、美山錦、越淡麗と3種類用意されています。

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ここはやっぱり新潟の酒米『越淡麗』でしょ!味のふくらみ、コク、キレ◎
 
続いて『美山錦』の方も試飲。

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越淡麗に比べるといくぶん爽やかな味。鶴齢らしいキレイな酸味が酒全体の印象を引き締めます。
 
石川の遊穂(ゆうほ)
続いて石川県の遊穂ブースへ。

f:id:sakearchive:20160401151933j:image2006年に誕生し、瞬く間に地酒ファン注目の的になった『遊穂』!

能登半島の西方にある羽咋市で造られるお酒です。
羽咋市はUFOの目撃情報が多いことで有名な町で、『遊穂』もUFOとかけて命名されたとかされないとか(なんじゃそりゃ)
 
こちらでは、春の季節限定酒「はなさかゆうほ」を頂きました。

f:id:sakearchive:20160401151918j:image純米吟醸のおりがらみ生原酒です。香り・旨み・酸味の調和がすばらしい!チーズとかグリルした豚肉が食べたくなる味です。『遊穂』シリーズは肉料理と合わせても負けない力強さがGOOD!!

 
山梨の青煌(せいこう)ブース
ツルバラ酵母仕込みで有名な『青煌』のブースにお邪魔しました。
 
青煌は、発酵させるために必要な酵母に、ツルバラという花から分離した酵母を使用しています。いわゆる花酵母というものですね。
写真は純米吟醸の雄町。

f:id:sakearchive:20160401151951j:imageツルバラ酵母 meets 雄町という組み合わせで、華やかな香りかつたっぷりした旨みを実現!

こちらは『武の井 純米吟醸 さくら酵母』
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穏やかな吟醸香が心地いい!すっきりしてておいしいです。洗練されすぎず、垢抜けてない感じの味(褒め言葉)が落ち着きますね~。飲んでてホッとする酒はいい酒!
 

物販コーナーもチラ見。

おー!酒造銘柄ノートが売ってる!!! f:id:sakearchive:20160404160835j:image酒造銘柄ノートは、本物の日本酒のラベルと再生ボールなどを使用したノートです。以前に東急ハンズで販売されたことで話題になりました。これ全部手作業で作ってるんですって。
酒造銘柄ノート公式ページでも購入できますので気になる方はぜひ覗いて見てください。
 
せっかくなので私も、岩手県の『菊の司』ノートを購入!
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物販コーナーは、他に酒器やTシャツ、前掛けなどが販売されていました。写真撮りそこねたよー!!
 

イベントもお開きの時間に。会場の外は素晴らしい景色が!

 楽しかったイベントも閉会の時間に。楽しかった、また来るぜ!
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会場のエントランスはこんな感じでした。座って余韻に浸っている人が多いですね。
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見上げると夕方の空。快晴だ。
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ランドマーク方面の景色。スマホで適当に撮ってもサマになる! f:id:sakearchive:20160404161055j:image
『酒は未来を救う』イベント最高でした!また来年も行こう!
 
それではまた!
2018年も『酒は未来を救う』に参加してきました。イベントレポートはこちら↓

sakearchive.hatenablog.jp

2017年の『酒は未来を救う』では、新政酒造の当時の未発売品『異端教祖株式会社』で話題は持ちきりでした。詳しくはコチラ↓

sakearchive.hatenablog.jp