しーたかの日本酒アーカイブ

日本酒の魅力について、もっと語りたくなったからブログを始めたんだ

福島県『穏(おだやか) 純米 しぼりたて生』メロンの香りとハリのある液体。ジューシーでモダンな味わいですが熟成ポテンシャルも感じる1本でした。

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こんにちは、しーたかです。

今回は『穏(おだやか) 純米 しぼりたて生』をいただきました。
f:id:sakearchive:20190524010655j:image福島県郡山市の仁井田本家のお酒です。

「今回は」といっても実際に飲んだのは3ヶ月前になります。ずいぶん長いこと下書きに放置してしまいました…!

今や絶大な人気を誇る仁井田本家。表ラベルの「日本の田んぼを守る酒蔵」というコピーは共感するところ大ですね。

農薬や化学肥料を一切使用しない米作りを実践し、100%純米造りに徹する、いわゆる自然派志向の酒蔵さんです。

もし興味がある方は、rettyグルメニュースに掲載されているインタビュー記事を読んでみると面白いですよ。私は少し涙ぐんでしまいました。

retty.news

さて今回いただく『穏(おだやか) 純米 しぼりたて生』は、12月~1月の新酒の時期に出荷される生のお酒です。

そしてこのお酒、生酛造りなのだとばかり思っていたのですが、実は速醸なんですね!知らなかった、というか勘違いしていました。しかしなんで速醸なんだ?

というのも、一般的に速醸って醸造用の人工の乳酸を添加するわけじゃないですか。「それって仁井田本家のビオ信奉と相反するのでは?」と思っていたんですよ。

でもそこはさすが自然酒造りのリーディングブリュワリーといいますか、速醸でも人工の乳酸を添加しない仕掛けがありまして、こちらのお酒は醸造用の乳酸を添加する代わりに、白糀酒母を使用しているのです。

なんでも麹自体がクエン酸を生成するため、乳酸を添加せずとも酒母が出来るそうです。クエン酸が乳酸の代用になるものなんですね!

速醸=醸造用の乳酸を添加、と勝手に思い込んでいたので、目からウロコでした。

『穏(おだやか) 純米 しぼりたて生』白糀由来のメロンの香りとラムネやサイダーのような味わいですいすい飲ませるお酒です。「自然派」といっても、まったく堅苦しさを感じさせない味わいが仁井田本家らしいですね。

『穏(おだやか) 純米 しぼりたて生』の裏ラベルはこちらf:id:sakearchive:20190524010705j:image

スペック表も貼っておきます。

原材料 米(国産)、米糀(国産米)
精米歩合 80%
アルコール分 17度

それではいただいてみましょう。

グラスに口を近づけると、かなり控えめにメロンや柑橘の香り。この香りは仁井田本家の酒では珍しいかも?メロンっぽさはよく感じるんですけどね。

口に含むと、微量のガス感とともに みずみずしいメロンやラムネのような甘みを感じます。

味わいのボリュームとしてはミディアムボディ程度。クリーンで伸びのよさも感じるのですが、凝縮感といいますか焦点の定まった味わいは素晴らしいですね。『篠峯』の味わいをよりシンプルにしたような印象を持ちました。

出荷されてから5ヶ月ほど経ってから開栓したため、甘ダレしてないか少し不安でしたが、全くの杞憂でしたね。

むしろこのタイミングでもやや固く感じるのでもっと寝かせてもよかったかも?私は固い状態のお酒も楽しめるクチなので全然問題ありませんでした。

アフターのガスとともに小気味よく迫る酸味がたまりません。ジューシーでいて意外とドライなところもあるんですよね。グレープフルーツのような余韻も心地よい気分にさせてくれます。

 

そんなわけで今回いただいた『穏(おだやか) 純米 しぼりたて生』、モダンな味わいの中にもクラフトマンシップをひしひしと感じる1本でした。

トータル的にはラムネやサイダーを思わせる爽やかな味わいです。リリース直後の冬に飲んでもいいですが、実は初夏や夏頃に飲んでも美味しいお酒だと思いましたね。

また近いうちに他のお酒も試してみたいです。

それではまた。

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