こんにちは、しーたかです。
今回も京都旅行記です。北野天満宮や平野神社など観光スポットが多い北野エリア。この辺りまで足を運ぶと必ず立ち寄りたい食事処があります。
それがコチラ、手打ちうどんの店『たわらや』さんです。
北野白梅町駅からは徒歩で5~6分。北野天満宮の大鳥居のすぐ手前にあるお店です。
京都市内で『俵屋』といえば旅館が有名ですが、そちらとは特に関係性はなさそうですね。
創業は享保年間と超がつく老舗。北野では古くから『一本うどん』という太く長いうどんが名物で、その先駆けになったのがこちらのお店なんだとか。年季の入った店構えが歴史を物語ります。
名物の『一本うどん』を目掛けて訪問する私のような観光のお客さんも多いのですが、いつ行ってもお客さんが絶えないのは地元のお客さんにも愛されているからなんでしょうね。
「なんで地元民に愛されているのかお前にわかるんだ?」って?
地元民らしい方って注文ですぐにわかるんです。
地元の方は『一本うどん』ではなく、普通のうどんや単品で丼物を注文するんですよね(笑)「お会計」のイントネーションも関東人とは違いますし。
それを見て私は「あっ玄人の方でいらっしゃいますか…」と思うわけです。
何がいいたいか自分でもよくわからなくなってきましたが、ざっくりまとめると地元の方リスペクト!ということですかね。
よくも悪くも『たわらや』さん自体が観光地のようになっているので、他所モンが賑やかしてすみませんってな感じです。
名物の『一本うどん』はビジュアルだけでなく、味も本格派!何度だって訪れたくなりますね~このお店は。
名物の『一本うどん』が特に目立つ『たわらや』さんですが、実は甘味も充実しています。軽くお茶するだけでもウェルカムな雰囲気がいいですね。
甘味はまだ食べたことがありませんが「半端な物は提供していないだろう」という安心感を感じていますよ、私は。
こちらはテーブル席から見た店内の様子。町屋らしい素朴な雰囲気が素敵です。清潔感も◎。
お腹が空いていたので今回は『名物たわらやうどんと他人丼のセット』をいただきました。
待ち時間は10分ほどですかね?極太のうどんのわりには待たされない、というかむしろ早いぐらいの提供です。
何かの記事で拝見しましたけど、『一本うどん』は美味しく仕上げるために40分ほどかけてゆっくり茹でているらしいですね!ある程度のところまで下茹でしておいて、オーダーが入ったら仕上げているんでしょう
出汁とうどんだけというこの潔さに美学すら感じます。
まずはおつゆを一口。鰹の効いた出汁は何杯でもすすりたくなる旨さ…ほっとする味だぁ。つるりとした舌触りから弾力のある噛み応え。丼がなかったら大盛りで食べたいですぐらいです!
けっして見た目だけではない本格派のうどんなので、ぜひ多くの方に召し上がっていただきたいですね。
麺の先をつまんで持ち上げると、蛇の頭を捕まえたような写真が撮れます(笑)
普通のうどんの感覚で持ち上げるとずっしりと重さを感じます。
うどんの感想ばかり述べましたが、セットの丼もなかなか美味しいです。他人丼の具材は豚肉かな?と思っていたところ、牛肉が入っていたのはちょっとだけ嬉しい誤算でした(笑)
北野天満宮では梅が満開。北野白梅町というぐらいなので、春は梅が見頃なのですね。
また季節が変わった頃に来たいですね。それではまた。
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