こんにちは、しーたか(@s_sakearchive)です。
今回は『焼肉うしごろ 横浜店』にお邪魔しました。
画像は https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140101/14080409/ より引用
焼肉好きで知らない方はまずいないでしょう。横浜駅きた西口より徒歩2分。モアーズの脇の橋を渡って右手、リゴレットの入っているビルの5Fにあるお店です。オープンは2020年9月、都内の人気店が横浜エリア初出店ということでかなり話題になりましたね。
すぐ下の階には業態丸被りな『ビーフキッチン』も出店しており、バチバチの様相を呈しております。焼き肉、寿司不毛地帯だった横浜界隈もここ数年でだいぶ変わってきたよね。
うしごろグループのお店は『うしごろバンビーナ 銀座店』にお邪魔したことがあります。もちろん肉そのもののウマさにも満足でしたが、一番驚いたのは接客のスタンダードの高さでしたね。高級イタリアンでもそのまま通用しそうな垢抜けたサービスでほぼ付きっきりで肉を焼いてくれるんですから素晴らしいの一言ですよ。
それはさておき、ここは横浜店。まずは『うしごろユッケ(1700円)』からスタート。
うしごろが誇る不動の一番バッターでしょう。「生肉はちょっと…」と遠慮ぎみの方にこそ食べてみてほしい。臭みはないし後ギレがよくて食べやすいんですよね。
次は『究極の黒タン 厚切り(2700円)』。これが…
こうなる。この厚さでこの柔らかさは反則でしょ!たった2口で食べ終わってしまっても、満足感がしっかり残ります。
しかし、入店したときから何となく感じていたのですが、うしごろの横浜店はサービスのレベルがイマイチですね…。メニューを眺めていても注文を取りに来ないし、呼ぼうと思っても目が合わない。あまつさえフロアにスタッフが誰もいない。サービススタッフの技量というよりは店長のマネジメント自体に問題がありそうだ。これじゃイケてない場末の居酒屋じゃないか。客単価1/3のハングリータイガーの方がずっと気が利いています。
『ランボソ(1700円)』。芳醇無比。臭みはないが野性味のある旨味が溢れます。
『シャトーブリアン(4400円)』。他の焼肉屋さんのほぼ1/2以下のお値段じゃないでしょうか。厚切りも選べましたが、今回は薄切りでいただきます。
うぉー!噛むことを許さないほどの柔らかさ。これは厚切りでもよかったかもねー。予算が許せばこれだけ食べ続けたっていいぐらいです。
『とも三角(2700円)』。もともと脂の多い部位にしてもサシの支配率の高さがハンパないな(笑)パッと見あんまり旨そうに見えないのですが、まずまず。
『うちもも(1800円)』。サシはほどほどに、良質な赤身を堪能できます。先の『ランボソ』から野性味を抜いて食べやすくした感じですね。
『牛ヒレカツサンド(3100円)』。写真では見えませんが、自家製のデミグラスソースを忍ばせた逸品。ホテルライクな仕上がりで非常にいいんじゃないでしょうか。
『リードヴォーのトリュフバター掛け(1100円)』。メニュー名はうろおぼえです。これがフレンチ顔負けに複雑で濃厚な味わいなんですよね~。
苦手な人は苦手でしょうけど、好きな方には昇天モノでしょう。お値段もこの日食べたサイド以外のメニューでは最安値ということなしです。
『特製うしごろカレー(660円)』。牛の端肉がこれでもかとばかりにルーに詰め込められています。これまたホテルライクな上品なテイストで美味です。
おわりに
そんなわけで今回お邪魔した『焼肉うしごろ 横浜店』、焼肉屋としては悪くないものの、うしごろグループの店舗として見るとサービスの面で片手落ちな印象が拭えないお店でした。肉は美味しいのにもったいないよねー。
店全体、というかSV~店長を含む責任者の問題なのでスタッフの方をどうこういうつもりはありませんが、サービスをすることからオリちゃっている雰囲気ってお客さんにはなんだかんだ伝わってしまうものなんですよね。守りのサービスとサービスから逃げているのじゃ全然意味が違うからね。
この日のお会計はそこそこ飲んで食べて2人で26000円。高価格帯にさしかかるお店としては非常に費用対効果に優れているでしょう。サービス料の5%は頻繁に交換してくれるロースターの網代として理解しています。
はたしてまた行くかなー?どうかな。「ついに横浜にもうしごろが!」なんてオープン前は待ち遠しく思っていたけど、この感じなら都内の店舗を予約した方が気持ちよく楽しめるのは間違いないでしょう。
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