こんにちは、しーたかです。
今回もまたまた夏酒のご紹介!
福井県の『九頭竜(くずりゅう) 純米夏しぼり』をいただきました。
言わずと知れた福井県吉田郡の黒龍酒造のお酒です。
黒龍酒造といえば、高品質な吟醸造りで定評のある酒蔵さんですね~。名前を聞いただけでヨダレが垂れてくる方も多いのではないでしょうか?
フラッグシップの『石田屋』や『仁左衛門』『黒龍 しずく』は、高額商品であるにも関わらず、大変人気で入手困難な状態が続いています。
今回いただく『九頭竜 純米夏しぼり』は、2015年頃に再編された『九頭竜(くずりゅう)』ブランドのお酒です。
『黒龍』がハレの日のお酒としたら、『九頭竜』はケの日のお酒といったところでしょうか。
黒龍酒造の近所を流れる九頭竜川から名前を取り、より身近でありながら高品質なお酒を楽しんでもらいたいというコンセプトから造られたお酒だそうですよ。
低価格帯の商品にも手を抜かない黒龍酒造のお酒ですから、大いに期待していただくことにいたします!
『九頭竜 純米夏しぼり』黒龍シリーズとはひと味違った力強くも淡麗な味わい。これは毎日飲みたい!って思えるいいお酒です!
『九頭竜 純米夏しぼり』の裏ラベルはこちら
スペック表も貼っておきます。
原材料 | 米(国産)、米麹(国産米) |
原料米 | 福井県産 五百万石 100% |
精米歩合 | 65% |
アルコール分 | 17度 |
それではいただいてみましょう。
グラスに口を近づけると、バナナやグレープフルーツのような香りが控えめに漂います。あぁーこの香り好きだなぁ。ずっと嗅いでいられそう。
口に含むと、みずみずしいタッチでライトな米の甘みが滑り込んできます。
口の中で徐々に米の甘みと酸味が交じり合うようにしてシャープな味を形成。旨みは後から追いかけてきますね。
度数も高いのでボディ感もあるが絶妙のバランス。ひょっとしたら黒龍シリーズと比べると濾過も控えめなんじゃないでしょうか?ややジューシーというか味にビブラートを感じます。
一般的な黒龍のイメージからすると、やや剛健さを感じる味わいですね。夏酒らしい爽やかさに、力強さもあわせ持ったいい塩梅に仕上がっています。
そんなわけで今回いただいた『九頭竜(くずりゅう) 純米夏しぼり』、夏じゃなくても毎日飲みたくなるような上質な食中酒でした!
辛口党(?)も納得するであろうキレのいい後味が秀逸ですね~。
『九頭竜』のネーミングに引っ張られている気もしますが、鮎の塩焼きと合わせていただきたいかな。蓼酢ともよく合いそうです。
黒龍酒造はやはり季節商品がいい感じだ。余裕があればそのうち『黒龍 吟十八号』もブログで紹介したいところです…!
それではまた。
当ブログで紹介した黒龍酒造のお酒はコチラ↓よろしければ覗いていってください!