しーたかの日本酒アーカイブ

日本酒の魅力について、もっと語りたくなったからブログを始めたんだ

奈良県『風の森 ALPHA(アルファ)TYPE 3 世界への架け橋』風の森では異例の海外向けの火入れ酒。鮮烈な印象を残すさすがのお手前でございました。

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こんにちは、しーたかです。

今回は『風の森 ALPHA(アルファ)TYPE 3 世界への架け橋』をいただきました。f:id:sakearchive:20191011112627j:image
奈良県御所市油長酒造のお酒です。

油長酒造のお酒はつい前回『風の森 雄町80 純米しぼり華 無濾過無加水生酒』をいただいたばかりでしたね!まぁ、鉄は熱いうちに打てっていいますから気にせずGO GO!

sakearchive.hatenablog.jp

前回飲んだ雄町80もアルコール度数の高さに裏打ちされた馬力のある味わいで割りと好みでした。

ただ『風の森』を今まで飲んできた感じでは、アルコール度数を抑えたタイプの方が飲んでいて面白いかな?という気がしています。

今回いただく『風の森 ALPHA(アルファ)TYPE 3 世界への架け橋』は、アルコール度数は14度、また『風の森』シリーズでは唯一「火入れ」をしたお酒だそうです(他に火入れのお酒は300周年酒がリリースされましたが、その辺は例外とする)

たしかに『風の森』は無濾過無加水生というスペックが最大のコンセプトでした。

ただ、思うに『風の森』が無濾過無加水生をコンセプトとして貫いているのは、あのフレッシュでジューシーな味わいを演出するためにやっているわけであって、結果として無濾過無加水生に近い味わいになるのであれば、火入れでも全然いいんだよということなんでしょうね。

おそらく目指しているゴールの酒質は同じで、手段が違うだけの話なんでしょう。

飲む側としては、結果としウマければなんでもいいです!(笑)どんどんトライして美味しいお酒を造ってほしいものです。

裏ラベルの説明文によると

TYPE 3 は風の森の中で唯一の火入酒、搾りたてのライブ感溢れる日本酒を海外のお客様にも楽しんでいただきたいと思い、醸造いたしました。まるで生酒のような爽やかさをお楽しみいただけます。世界中のお客様が日本酒を楽しむきっかけになれればと思い、世界への架け橋と名づけました。 

とのことです。海外に輸出することも考えて火入れなのね~なるほど。火入れしたお酒であれば、よりデリケートな生酒と比べて輸送中に生じるお酒へのダメージも抑えられるはず。

これはせっかくならやはり海外で飲んでみたいものですよ~。「海外で飲んだことあるよ」って方にはぜひ感想を聞いてみたいものですね。

『風の森 ALPHA(アルファ)TYPE 3 世界への架け橋』オーマイガッ!これが火入れしたお酒なのか…海外の方も一度手に取ってもらえれば虜になる、間違いなく。

『風の森 ALPHA(アルファ)TYPE 3 世界への架け橋』の裏ラベルはこちらf:id:sakearchive:20191011112636j:image
スペック表も貼っておきます。

原材料 米(国産)、米麹(国産米)
原料米 奈良県産 秋津穂 100%使用
精米歩合 50%
アルコール分 14度

それではいただいてみましょう。

グラスに口を近づけると、微かにメロンのような香り。

口に含むと、チリチリしたガス感を伴いながら、白ぶどうのような甘みと酸による凝縮感のある味わいが広がります。

これが火入れなんてウソウソウソ!え、マジで火入れなの?なんというドラマティックな味わいなのか…。おおげさに言えば生命の胎動を感じますよ、このお酒(笑)

ちょっとカチッとしたミネラリーなニュアンスもいつもの『風の森』らしさがあっていいですね。多分、海外の方はこういう酒好きなんじゃないかな?

度数の低さを感じさせない味わい。青々しく爽やかな苦味も上質なアクセントに感じます。だいぶ杯が進みますね。

海外向けに開発された商品だからといって「よそ行き」の味わいにするのではなく、きちんといつもの『風の森』の味をキープしているのが素晴らしいです。

そんなわけで今回いただいた『風の森 ALPHA(アルファ)TYPE 3 世界への架け橋』、海外に輸出しても通用する即戦力ジューシー(?)なお酒でした。

やはり『風の森』はアルコール度数の低いタイプの方が「らしさ」が感じられて好みですね。そしてどことなく洋のエスプリを感じます。ナイス火入れでした。

それではまた。

今までレビューした『風の森』の記事はこちらです。ぜひご覧ください↓

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