こんにちは、しーたか(@s_sakearchive)です。
今回は『みむろ杉 夏純 山田錦 生詰』をいただきました。
奈良県桜井市の今西酒造のお酒です。
奈良県のお酒では『風の森』と並んで全国的に人気のある『みむろ杉』。今回は夏のお酒をいただきます。
本当は低アル原酒の『みむろ杉 Dio Abita』を買おうかなと思って酒屋さんに入ったのですが「そういえばDio Abitaは通年商品になったし、また今度でいっか」てな感じで夏酒の方にシフトしてしまいました。通年商品ほどきちんと飲むべきだと思うんですけどね…(笑)
今回いただく『みむろ杉 夏純 山田錦 生詰』は、5月頃から出荷される一回火入れのお酒です。
裏ラベルには「口当たりはフレッシュ、程よい旨みが広がった後、すっきりキレていく爽快感溢れる夏限定純米酒です」と説明があります。
実際にいただいてみたところ、まさにこの説明書き通り!ほんとそのまんまの味わい過ぎて、ブログに書くことないわ!(笑)って感じなんだけど少しだけ感想をつらつらっと載せておこうと思います。
『風の森』もそうだけど、裏ラベルの味わいの説明が簡にして要を得ていますよねー。
『みむろ杉 夏純 山田錦 生詰』穏やかな果実香。ほんのりフレッシュで口当たり涼しげなミディアムボディの夏酒です。
『みむろ杉 夏純 山田錦 生詰』の裏ラベルはこちら
スペック表も貼っておきます。
原材料 | 米(国産)、米麹(国産米) |
原料米 | 山田錦 100% |
精米歩合 | 65% |
アルコール分 | 15度 |
それではいただいてみましょう。
グラスに口を近づけると、バナナや白ぶどう、僅かにマジックインキの混じった香りがします。
口に含むと、ラムネのような香りとともに涼しげでまろやかな甘旨みが膨らみます。
たしかにほんのりフレッシュ、そして程よく味わいが膨らむ。いやー書くことないね(笑)
みずみずしく丸みのある味わいの奥にはヨーグルトっぽい風味も。
ラベルに記載はありませんし、あまり自信はありませんが炭濾過してないのかな?若干の無濾過っぽいザラッとしたテクスチャーがいいアクセントです。
独特の艶、光沢とこのザラッとした風合いは夏に着るリネンシャツみたいなイメージですね。カチッとキメすぎずかといって野暮ったくならずいい塩梅じゃないでしょうか。
アフターは丸い味わいの中にも澄んだ酸味とほろっとした苦味が顔を覗かせます。程よく舌を湿らせメシを呼ぶお酒ですね。
そんなわけで今回いただいた『みむろ杉 夏純 山田錦 生詰』、まさに裏ラベルの記載通り、みずみずしく程よい旨みで心地よく酔えるお酒でした。
実際にいただいたおつまみでは「茄子の煮浸し」が相性よかったですね。味を吸った茄子と清涼感のある丸い味わいの夏純が非常にしっくりきます。
『みむろ杉』は生酒の方がよりジューシーで個性があって好みかもと思っていたのですが、(一回)火入れもこれはこれで…!レギュラーの純米吟醸あたりもひさびさに飲んでみたくなりました。
それではまた。
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