しーたかの日本酒アーカイブ

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京都府『澤屋まつもと 守破離 No title 2年熟成』をいただきました。

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こんにちは、しーたかです。

今回は『澤屋まつもと 守破離 No title 2年熟成』をいただきました。f:id:sakearchive:20200904193950j:image
京都府京都市伏見区の松本酒造のお酒です。

写真ではわかりにくいですが、全国600本限定で発売されているシリアルナンバー入り!

兵庫県加東市杜(やしろ)地区産の完全無農薬(!)で栽培された山田錦を使い、蔵で2年の熟成を経てリリースされた逸品です。好きな人がみたら涎が出てしまうアイテムですね。

関東でも人気のある『澤屋まつもと』、それも特殊なスペックのお酒ならすぐ売り切れてしまうだろうなぁと踏んでほぼノータイムで購入しました。迷う前に買っておけ!ってね。

ただ私の予想とは裏腹に、酒屋さんの棚には数週間経った今もまだ残っているようです。意外と売れ行きがよくないのかねー?4合瓶で3000円台後半という若干の高価格がネックなんでしょうか。

私のなかで『澤屋まつもと』は価格とクオリティーがきちんと(?)比例する印象があるんですよねー。3000円台なら「ちょうどいい」価格といいますか、お値打ちなんじゃないかなーと踏んでいます。まぁ楽しみにいただきましょう。

『澤屋まつもと 守破離 No title 2年熟成』良質な酒米がもたらすしなやかな味わいを程よい孰感が下支えする。色褪せないフレッシュさも『澤屋まつもと』ファンならニヤリとするところでしょう。

『澤屋まつもと 守破離 No title 2年熟成』の裏ラベルはこちらf:id:sakearchive:20200904194004j:image
スペック表も貼っておきます。

原材料 米(国産)、米麹(国産米)
原料米 兵庫県加東市社地区産 山田錦 100%
アルコール分 15度

それではいただいてみましょう。

グラスに口を近づけると、セメダインやメロン系の香り。若干の梨っぽさも感じられます。なんというか、ハリのある液感を連想させる香りですね。

口に含むと、ガス感とともに、水飴や梨のような甘みが膨らみます。フレッシュさもあって緊張感のあるアタック。直線的な味わいのなかに程よい肉付きのクリアな旨みが感じられます。

2年熟成させたぐらいじゃ少しも色褪せないフレッシュ感。一応熟成酒ではあるもののあくまで普段の『澤屋まつもと』の延長線上のテイストですね。

初日の硬さとほどよく熟感が交じる味わいが個人的には好みでした。モノクロな世界観のジューシーさとややドライな後味がいいんですよ~。一方で、数日経つとやや迫力に欠けるような?この辺は飲む人によって個人差はあると思います。

なんのための熟成なのか?ドラマチックな味の変化も熟成の醍醐味ですが、その銘柄の本質に迫るための適度な熟成もまた素晴らしいものです。今回の酒は完全に後者。より『澤屋まつもと』らしくあるための2年だったのでしょう。

お値段なりの価値は十分にあります!迷っている方はぜひ。

それではまた

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