しーたかの日本酒アーカイブ

日本酒の魅力について、もっと語りたくなったからブログを始めたんだ

静岡県『英君 14% ゴクゴク純米』夏の盛りを凌ぐにはぴったりのガブ飲み系低アルコール酒です。

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こんにちは、しーたかです。

今回は『英君 14% ゴクゴク純米』をいただきました。f:id:sakearchive:20200815114802j:image
秋風が吹き始めた9月。夏のお酒もそろそろブログにアップしきりたいところです…。

というわけで今回は静岡の酒の中では比較的ひいきにしている 英君酒造の夏のお酒の紹介です。

英君酒造の夏のお酒といえば、白麹を使用した甘酸っぱい味わいの 『英君(エイキュン) 夏の白菊 純米吟醸』がまっ先に思い浮かぶのですが、他にも夏酒あったのね!?

sakearchive.hatenablog.jp

全然知らなかったー。新商品なのかと思いきや、実は2016~2017年頃に試験的に(?)発売されていた商品だそうです。

で、こちらの『英君 14% ゴクゴク純米』は、ネーミングの通り、夏でもゴクゴク飲めるように加水調整によりアルコール度数を抑えた低アルコールの日本酒です。アルコール度数は14度となっております。

アルコール分14度のお酒を低アルコールと呼ぶかどうかは微妙なラインではありますが、普通の日本酒がアルコール分15度~16度なのを考えればやはり低アルといえば低アルなんでしょうね。

実際、日本酒におけるアルコール1%の差はとてつもなくデカイですからね。味わいに及ぼす影響もありますし、なんといってもオッサン化が進むにつれて肌で体感するのよ、身体への負担感が全然違うぞ!と(笑)

ただ気になるのは、もう1本の夏酒の『英君(エイキュン) 夏の白菊 純米吟醸』も低アルコールのお酒ですので今回のゴクゴク純米とキャラ被ってないか?という危惧もあったりします。

まぁでもそこはきっと上手く差別化されているんでしょうね~。楽しみにいただくことにいたします。

『英君 14% ゴクゴク純米』気がつけばスイスイ杯が進む危険な酒質…!英君特有のシャープなキレが気持ちいい。

『英君 14% ゴクゴク純米』の裏ラベルはこちらf:id:sakearchive:20200815114812j:image
スペック表も貼っておきます。

原材料 米(国産)、米麹(国産米)
原料米 静岡県 誉富士 100%
精米歩合 50%
使用酵母 静岡NEW-5
日本酒度 ±0
酸度 1.4
アルコール分 14度以上15度未満

それではいただいてみましょう。

グラスに口を近づけると、香りは控えめながらに梨やメロンのようなさわやかな果実のニュアンスを感じますね。

なんとなく淡麗なテイストを予感させますが、そんなに線が細そうな感じでもないだろうなぁ。

口に含むと、梨や微かにセメダインの香りとともにみずみずしい甘みがスッと軽快に入ってきます。

加水でアルコール分を落としているわりにシャバシャバした水っぽさがほぼ感じられないのがいいですね。全体的な味のボリュームでいえばライト。度数相応ではあるんですけど、たゆんだ感じはなくそこそこシャープでスッパァーと気持ちよく切れるお酒です。

余韻にそこはかとなく漂う青リンゴ感も清々しくて良いですね。 

そんな訳で今回いただいた『英君 14% ゴクゴク純米』、同じ低アルコールのカテゴリーでも、以前いただいた『英君(エイキュン) 夏の白菊 純米吟醸』とはまったくの別物ですね!

今回いただいたゴクゴク純米の方がドライな風味に仕上がっています。いい感じに住みわけ出来ていますねー。

後で知ったのですが、仕込み段階でグルコース濃度を高めることで味が水っぽくなるのを回避しているそうです。たしかに原酒では表現できない絶妙な落としどころかもね~。

加水で低アルコールに仕上げた副産物(?)なのか、4合瓶で1000円台前半とかなりリーズナブルな価格設定も嬉しいポイントです。来年も発売されたら購入してみようと思います。

それではまた。

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