こんにちは、しーたかです。
最近たまに寄る酒屋さんのKissyo Select 丸井ファミリー溝口店で気になる日本酒を見つけました!KISSYOでしか買えないレアな一本…!これはひとつ買ってみますか。
というわけで、今回は宮城県の『鶯咲 Quarteto』を紹介します!
『鶯咲 Quarteto』は知る人ぞ知る、宮城県の『宮寒梅』の別ブランドだ
こちらが『鶯咲 Quarteto』です。
シンプルなようで奇抜なラベルデザインですね…!四隅の二重丸は、日本酒のおちょこの蛇の目をイメージしたんだとか。
この『鶯咲』という銘柄、実は初めて飲みます。
『鶯咲』は宮城県の寒梅酒造で作られている日本酒です。寒梅酒造は『宮寒梅』という日本酒を作っていることで有名ですね。
個人的に『宮寒梅』はけっこう好きなタイプのお酒で、飲食店でみかけるとほぼ毎回のように注文してしまいます。
屈託のないフルーティーな香りと、飽きの来ないすっきりとした喉ごしがいいんですよねぇ。
まさに「心に春を呼ぶお酒」というキャッチコピーの通りの味わい…。まだ飲んだことがないという方はぜひ試して頂きたいお酒のひとつですね!
すこし脱線してしまいました。話を戻しましょう。
『宮寒梅』から派生した『鶯咲』のブランドを立ち上げたのは2011年3月11日に起きた東日本大震災がきっかけです。地元・大崎は震災による被害が大きく、寒梅酒造も例外ではなく仕込み蔵が倒壊し、甚大な被害を受けました。
新しい蔵を建設し、酒造りを再開した寒梅酒造は、地元である大崎の復興を祈念して『鶯咲』をリリースした、と、まぁこういうことなんですね。
『鶯咲』のネーミングはもちろん大崎をもじっているものです。
鶯咲(おうさき)ブランドは寒梅酒造のある大崎市(旧古川市)から、暖かくなると訪れる「鶯(うぐいす)」と”心に春を咲かせたい”という想いで大崎の「崎」に「咲」を当てて名付けられました。
気になる『Quarteto』にもちゃんと由来があるので、引用しておきましょう。
カルテットの意味は「四重奏」。サッカーなどでもブラジル代表4人組が当時世界で類をみない優れたMFの集まりであったことに敬意を表して“黄金のカルテット”という呼び始めたこともあり、ラベルはお猪口の蛇の目をイメージし、蔵元、吉祥、飲食店様、お客様の4つで乾杯して一緒に真ん中にある「鶯咲=大崎」を盛り上げていきたいという意味を込めています。
【飲んだ感想】『鶯咲』も『宮寒梅』と同様に「心に春を呼ぶお酒」でした。フルーティーな香りが抜群に冴える逸品!
では飲んでみましょう。一応裏ラベルも載せておきますね
ラベルに原料米の記載はありませんが、ホームページによれば麹米に45%精米の『美山錦』、掛米に65%精米の『まなむすめ』を使用しているとのことです。
ボトルを開栓するとすぐに、はっきりとした吟醸香が漂います。
グラスに注いで、口元に近づけると桃を思わせるようなフレーバー。Kissyoさんの店頭のポップには「メロンのような香り」とありましたが、個人的にはメロン感はそこまで感じませんでした。メロンというよりは桃、もしくはリンゴ系の香りでしょうか。
フルーティーな香りに誘われるように一口飲んでみると、なんとも芳醇な香りで口の中がいっぱいになります!美味い!まさに「心に春を呼ぶお酒」です。
たっぷりとした芳醇さを持たせつつも、シャキッとした明るい色調の酸味が、口の中を清々しく洗い流してくれるそんなイメージでしょうか。うまいうまい。フルーティー系の日本酒の中ではかなりいい感じですよ!
気になる方はKissyoさんのオンラインショップで販売していますので是非お試しあれ!
同じ蔵のお酒で『宮寒梅』もオススメですよー!個人的には『宮寒梅 純米吟醸 美山錦45』がイチオシ!
フルーティーですっきりした後味で、若い方や女性の方に人気ですね。私しーたかも個人的に何度もリピートしている商品です。
それではまた!
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