しーたかの日本酒アーカイブ

日本酒の魅力について、もっと語りたくなったからブログを始めたんだ

新潟県『あべ 定番純米吟醸 シルバーラベル』旨みと酸、ミネラル感が渾然一体!秀逸なバランスのモダン系食中酒です。

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こんにちは、しーたかです。

今回は『あべ 定番純米吟醸 シルバーラベル』をいただきました。f:id:sakearchive:20190328031112j:image
新潟県柏崎市の阿部酒造のお酒です。

『いまでや』『たつみ清酒堂』『小山商店』といった有力酒販店でも扱われるようになり、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いですね。

個人的に阿部酒造のお酒を知ったのは、ひらがなの『あべ』がリリースされる以前、2014~2015年頃ですかね。小さい酒蔵さんですし、東京でもほとんど出回ってなかったので、その頃は新潟酒マニアか地元の人ぐらいしか知らなかったんじゃないかな?

そうそう、ブログを開始した当初に『新潟淡麗にいがた酒の陣2016開催記念!!個人的オススメ新潟の日本酒18選!!』という記事を投稿しまして、こちらの記事でも『あべ』を紹介したものでした。この頃にはすでにじわじわとブレイクしそうな兆しがありましたね。

sakearchive.hatenablog.jp

当時は『阿部 原酒』が特に良かった印象です。濃醇でコシのある味わいの中にキラリと光るものがあり、首都圏でも戦える酒だという印象がありました。

「きっとこの方向性で売れていくんだろうな~」なんて漠然と思っていたところ、酒質の方向転換を進めた『あべ』がリリースされます。リリース当初から旨口寄りの味わいで見所の多いお酒でした。

「旨いけど粗さもあるね~(でもそこがいい!)」なんて偉そうに思いながら飲んでいたのですが、年々、味わいは洗練され、クリアな甘味と酸を基調にした現在のスタイルに辿り着きます。

以前、単体の記事で紹介した『あべ THE SAZANAMI』『あべ 僕たちの酒 Vol.1(生酛造り)』『あべ 純米吟醸 楽風舞 おりがらみ』などは、阿部酒造が本格的にブレイクを果たした後のお酒ということもあり、甘みと酸味の調和した味わいで現在の日本酒シーンの流行に合致しているなぁという印象です。

ブログでは上記のような季節商品や試験的な意味合いの強い商品ばかり取り上げていたので、今回は「定番」と冠した純米吟醸酒をセレクトしてみました。

『あべ 定番純米吟醸 シルバーラベル』これが『あべ』流の定番!食中酒!官能的でもあり、スイスイ飲ませるさりげない味わいでもあり…。完成度の高さに脱帽です。

『あべ 定番純米吟醸 シルバーラベル』の裏ラベルはこちらf:id:sakearchive:20191109193026j:image
スペック表も貼っておきます。

原材料 米(国産)、米麹(国産米)
原料米 新潟県産 五百万石
精米歩合 麹米:50% 掛米:55%
アルコール分 16度

原料米はオーソドックスに五百万石を使用しています。

定番といっても、毎回同じスペックでリリースすることにこだわっていない(!?)のか、30BYにリリースした同シリーズのVol.4は越淡麗使用でアルコール分14度というスペックでの出荷でしたね(笑)

こうなると「定番とはいったい…?」という疑問も浮かびますが、些細なことがどうでもよくなる明快なウマさと、次々と試験的なお酒がリリースされるフリースタイル感は阿部酒造の魅力なのかなーと思っています。

 

それではいただいてみましょう。

グラスに口を近づけると、微かに白ブドウ系の香り、ちょっぴりセメダインまじりですが、澄んだ香りでクリアな酒質を連想させますね。

口に含むと、ごく微量のガス感とミネラリーで屈託のない甘み。『新政』とも近いニュアンスですが、アルコール分16度なりのプッシュと艶感が相まって、より官能に訴えかけてくる感じですかね。

膨らみ方もさりげなく、甘みと軽快な酸味が響き合います。ちょっぴりジューシーなのに柔らかさもあるって素晴らしいですね…。

後味は爽やかな苦味をアクセントにシャープでややドライめなフィニッシュです。

そんなわけで今回いただいた『あべ 定番純米吟醸 シルバーラベル』、2杯目、3杯目とスイスイと勝手に杯が進む、上質で飽きの来ない味わいでした。

ざっくり言ってしまえばやっぱり阿部酒造らしい甘酸系のお酒なんですけど、軽快でほどよいドライさがあり、秀逸なバランス感ですね~。

前述の『あべ 純米吟醸 楽風舞 おりがらみ』『あべ SAZANAMI』などと比べるとインパクトは控えめですが、お酒としての完成度は定番の方に軍配が上がるのかなぁという気がします。

それではまた。

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