しーたかの日本酒アーカイブ

日本酒の魅力について、もっと語りたくなったからブログを始めたんだ

【20代限定イベント】『&SAKE 二十歳からの日本酒 2016』に参加しました。

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1/11に『& SAKE 二十歳からの日本酒』(主催:日本酒造組合中央会、協力:dancyu)に参加してきました。

 
「超遅報じゃねーかよwwww」って思ったそこのアナタ!
 
(遅くて)わりーかよ!( `Д´)ノ
 
もともとイベントレポート書くつもり満々だったんです。イベント終わってからすぐに。
 
でもどうしても書く気が起きなかったんですよねぇ~。仕事じゃないんだから気が向かないことを無理にやる必要はない。「ま、いっかぁ~」ってほったらかしにしてました。約一ヶ月(笑)
 
なんで今さら書く気になったかといいますとね、

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先日dancyuの2016年3月号が発売されましてね。

 

そこに『&SAKE 二十歳からの日本酒』のイベントレポートの記事が掲載されているんです!

 

というのも、このイベントは日本酒造組合中央会が主催なのですが、dancyuが協力しているんですよ。

 

イベントの終わりに「来月発売のdancyu3月号でイベントの記事を掲載する予定です!お楽しみに~」なんてアナウンスがあったもんだから

 

わたし結構楽しみに待ってたんです。

 

そして待ちに待った一ヶ月後、dancyu発売日!!!!

 

発売後ソッコーでdancyuを購入し、パラパラとめくるもそれらしいページが見当たらない!

 

「ん…これは…?」全然見つからないので目次を開く。

 

あったぞ!147ページ!

 

いそいそページをめくると、

 

「あれ…レポート、たった1ページだけ?(笑)」

 

肝心な内容も非常に薄く…がっかり…。

 
 

「俺は心底がっかりしたぞーーーーッ!!!!!dancyuゥ!!!」

 

そんなこんなでなんとなくモヤモヤしたので、自分でも書くことにしました。人任せはヨクナイ。

 

とはいえ1ヶ月前のイベントなので記憶も断片的だ…。写真メインでサラッと書くことにします。

&SAKE 二十歳からの日本酒

 20代限定のイベント。成人の日を記念した日本酒の啓発イベントですね。

一応僕もギリギリ20代なので応募・参加することができました(笑)

 

イベントは第1部と第2部と分かれていて、第1部はパネルディスカッション、第2部は日本酒と料理のマリアージュ体験という構成です。

 

第1部の会場はこちら

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着席。いい子にして待つ。なんだこの冊子w
周りの写真は撮りませんでしたが、同じように20代が100名ほど着席しています。

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まずは『浦霞』の佐浦さんの挨拶。日本酒造組合中央会 需要開発委員会 委員長です。
そういえば私が日本酒にハマりはじめたきっかけは庄屋で飲んだ浦霞だった気がする。

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 ここから 第1部セッションAの「飲む、知る、役立つ。今日から日本酒デビュー!」飲む打つ買うではありません、あしからず。

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慶應義塾大学「日本酒の魅力を伝える」代表・福島宙輝さん。

この方が若者代表として、プロの方に日本酒の魅力や楽しみ方について質問していくというスタイルでした。

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メガネをかけたいかにも理知的な佇まいのお方は東京農業大学准教授の數岡孝幸さん。

清酒酵母や麹菌の研究をされているそうです。専門的な話だけでなく、場を和ますことも忘れないジェントルな方でした。

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こちらの女性は恵比寿の『GEM by moto』店主の千葉麻里絵さん。f:id:sakearchive:20160212000554j:image
日本酒と料理のペアリングにおいて多大な功績を残されている飲食業界のトップランナーの登壇!千葉さんの生トークが聞けるのは今回のイベントの参加の決め手だったなぁと思います。

【追記】2019年に千葉さんが出版された『最先端の日本酒ペアリング』は日本酒ファンなら必見です。

   

徐々に日本酒談義がヒートアップしていきます。

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 イベント当日のメモ書きがあったので、以下そのまま貼ります。

■ワインと比べて日本酒は毎年味がブレない印象ですが?
⇨まずワインはブドウの出来に左右される。
 日本酒の場合は確固たる醸造技術がある。具体的には微生物の管理技術が優れているため味がブレにくい。

 

■ワインと日本酒の製造過程の違い
⇨ワインは単発酵、日本酒は並行複発酵。並行複発酵は世界的に見ても稀。

 

GEM by motoのグラス選び
⇨冷酒はワイングラス、香りが感じやすい。
味もダイレクトに伝わる。

 

■どういう表現をしたらわかりやすいか
⇨食べ物(りんご、バナナ)で表現。
感じたまま表現してもらえれば、それに合わせて提供する。

 

■表現を分けているか?
⇨お客さんのバックグラウンド(年齢、趣向)でわけている

 

■日本酒の香りについて
⇨人が感じてよい香りを吟醸香という。
口に含むと、人の体温によってでてくる香り。

 

■お気に入りの酒に巡り合うコツ
⇨今まで飲んだことある酒を伝える
辛口という言葉にとらわれてはいけない。

 

続いてセッションB「日本酒で一目置かれる大人になる!」
左から浦霞の佐浦弘一さん、dancyu 編集長 江部拓弥さん、SAKEコンサルタントのレベッカ・ウィルソンライさん、と通訳の方。

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と、ここで江部さんがいきなり、

 

江「いったんみなさん立ってみましょうか!」
一同「??」
江「ちょっとみなさん固くなってるように見えたので、一度リラックスしましょう、はい!立ちましょう!」
(一同立ち上がる)
江「少しはリラックスしましたか~?座って結構ですよー着席しましょう」

 

ここまでで大体1時間経過している。登壇者のやりとりを淡々と聞くだけになっていたので、こういう気遣いは非常に嬉しかったです。江部さんナイスなキャラで最高です。

 

以下、江部さん発言集
■日本酒のラベルの読み方なんて知らなくても問題はないが、知ってると生活は豊かになる。
■年を重ねるとどんどん酒弱くなっていくよ。酒量飲めるのはいまだけだよ。だから今がチャンス、たくさんお酒を飲みましょう。
■日本酒にハマると恋愛に役立つ(ここで一同爆笑)
楽しむのは味だけじゃないってこと

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 ニュージーランド出身のレベッカ・ウィルソンライさん。

日本での生活も長く、日本語も話せるとのことだが、正確に伝えるために通訳付きでの登壇。
…だったのですが、通訳さんが自信ないのか言ってることがあやふやで、本人の話す英語を直接聞き取った方が早いという有り様でした(苦笑)

 

以下レベッカ・ウィルソンライさん発言集
■海外での日本酒のイメージはポジティブ。かっこいい、イケてる飲み物だという認識で広まっている。

 

■日本酒を飲む時の酒器は?
⇨ワイングラス。easy to understand(日本酒の特徴を捉えやすい) 

 

■20代のみなさんには日本酒のアンバサダーになってほしい。

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ここでやっと雄町…お待ちかねの第2部 日本酒と料理のマリアージュ体験!

 

蔵元さん集合の図。ウェルカムドリンクでスパークリング日本酒の『すず音』が振る舞われました。 

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『真野鶴』尾畑酒造の尾畑留美子さん
ブログでイベントの様子をアップされていますね。

二十歳からの日本酒|「真野鶴」五代目留美子の蔵元日記 

真野鶴は大吟醸がオンテーブルされていたのですが、飲みそこねました。料理の進行が早くて飲むタイミングなかったんですよね…。

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続いては佐賀県・天山酒造の七田謙介さん。
当ブログでも『七田 純米無ろ過』を紹介しましたね(^-^)

今回は地元銘柄『天山』で勝負!名前の通り大辛口の男酒で飲み応え抜群でした! 

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『一ノ蔵 本醸造生酒 ひゃっこい』メロンのようなマスカットのような香りが印象的。 

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先ほどの『天山 超辛口』

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お燗酒コーナー。ちゃんと『かんすけ』で付けてくれます。銘柄は『石鎚』と『人気一』と『白鹿』の三種類。個人的には石鎚が印象に残りました。

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こちらでは料理やドリンクの撮影を。

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プロのカメラマンはこのようにして撮影しているそうです。写ってるのは日本酒カクテル(多分サムライ・ロック)。スタッフの人が中田英寿さん似(笑)

 

 

 今回のイベントの料理を監修!外苑前のフレンチレストラン『フロリレージュ』オーナーシェフの川手寛康さん。最近ではアジアBEST50レストランのOne to Watch Awardを授賞しています。

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ところで肝心の料理の写真がないのは、飲み食いに夢中で撮り忘れたためです(-_-)

残念なことに会場が騒がしいのと、マイクの音量が小さいせいで、インタビューの内容が全くわかりませんでした。せっかくトップシェフに来ていただいてるのにね~。先の通訳の件といい運営側は猛省してください、マジで(笑)

 

 宴もたけなわ、お開きの時間。最後は20代一同で記念撮影!

こんな感じで写真を撮られていました(笑)

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 帰り際に、お土産としてdancyu2月号(ラーメン特集の回)と真野鶴の純米吟醸(300mlだったかな)、あとおちょこくんのストラップをいただきましたよ。

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ところどころ文句をいいましたが、最後まで至れりつくせりで良いイベントだったと思います。日本酒業界の明るい未来に乾杯!

【追記】過去に参加した日本酒イベントの記事です。よろしければこちらもご覧ください↓

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