こんにちは、しーたか(@s_sakearchive)です。
今回は『奥播磨 春待ちこがれて 山廃純米 山田錦八割磨き 生』をいただきました。
兵庫県姫路市の下村酒造店のお酒です。兵庫の酒は灘だけじゃない!山廃がメインの全量純米蔵です。燗で旨い火入れの酒のイメージが強い銘柄ですが、生酒もなかなか良いんですよね。特にこの『奥播磨 春待ちこがれて 山廃純米 山田錦八割磨き 生』は、昨年(2020年)野毛の『内田日和』さんでいただいて以来、ずっと胸を離れずにいたお酒です。
今年の春酒はまだ10種類も飲んでないけど、奥播磨の春待ちこがれては思わずブラボーと叫びたくなるぐらい旨かったです。
— しーたか (@s_sakearchive) 2020年5月15日
独特の太さと春っぽい朗らかさと、奥播磨の春酒ってのはこういうことかと膝を打ちます☺️ pic.twitter.com/q4v77mUuaZ
『奥播磨 春待ちこがれて 山廃純米 山田錦八割磨き 生』やはりこの酒を飲まなければ春は始まらないし終えられない。
『奥播磨 春待ちこがれて 山廃純米 山田錦八割磨き 生』の裏ラベルはこちら
スペック表も貼っておきます。
原材料 | 米(国産)、米麹(国産米) |
原料米 | 兵庫県産 山田錦 100%使用 |
精米歩合 | 80% |
アルコール分 | 17度以上18度未満 |
ラベルに記載されていませんが使用酵母は7号酵母だそうです。
それではいただいてみましょう。
グラスに口を近づけると、ヨーグルトや穀物、柑橘を中心に、干した草やスパイシーなニュアンスが混じり合い、厚みを感じさせる独特の香りが漂います。
口に含むと、バナナや穀物系の香りとともに重心の低い朗らかな旨みが膨らみます。ニッキのような風味、そして芯の太い野性的な味わいが特徴的ですね。濃醇さの中には凝縮感というよりは、どこか芒洋とした抜け感や風合いを感じるのが面白い。
舌を湿らす程よい酸味や苦味は、全体の印象を引き締めながらフェードアウトしていきます。
3~4日経ってから飲んでみる。おっ?少しオイリーなテイストに変化しているような?これはバター系の料理と相性よさそうですね。フレンチと合わせたら面白そう!
そんなわけで今回いただいた『奥播磨 春待ちこがれて 山廃純米 山田錦八割磨き 生』、骨太系の春酒としてなかなか秀逸な1本です。今から来年の春が待ちどおしいね。
それではまた。
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