しーたかの日本酒アーカイブ

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山形県『山形正宗 麹塵(きくじん) 生酛造り 純米大吟醸 秋津産山田錦』をいただきました。

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こんにちは、しーたかです。

今回は『山形正宗 麹塵(きくじん) 生酛造り 純米大吟醸 秋津産山田錦』をいただきました。f:id:sakearchive:20200806210656j:image
山形県天童市の水戸部酒造のお酒です。

2019年の12月から新しく発売された『山形正宗』の全3種類のフラッグシップ商品です。

先日いただいた『山形正宗 紅 純米大吟醸 生酛造り 天童産出羽燦々』もこのフラッグシップのうちの1本でした。「日本の伝統色シリーズ」と呼ばれるだけあって、雅やかで存在感のあるカートンとラベルが目を引きます。出来れば3種類並べて飲んでみたいところですけど予算不足で断念しました…(笑)

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スペックとして共通するのは精米歩合40%で生酛造りの純米大吟醸、また一定期間熟成させてから出荷するという点です。

前述の『山形正宗 紅』もスペックから連想するように全く浮ついたところのない実直な味わいで良かったですねー。

大吟醸であっても華やかさは最小限に抑えてあくまで食中酒としての土俵で闘う『山形正宗』のスタイル・価値観には共感するところ大です!正直、酒屋さんは売りにくいところもあるかもしれないけど頑張って売ってほしい(笑)高価格帯の日本酒は選択肢の幅がもっとあってもいいんじゃないかと思います。

さて今回いただく『山形正宗 麹塵(きくじん) 生酛造り 純米大吟醸 秋津産山田錦』は、兵庫県秋津産の山田錦を100%使用した1本です。

「麹塵(きくじん)」なんて色があるのは初めて知りましたね。種麹に由来する色なんだそうです、なるほどねー。日本酒を知ることは日本の文化を知ることそのものなんだとつくづく感じる最近です。

『山形正宗 麹塵(きくじん) 生酛造り 純米大吟醸 秋津産山田錦』青々しさ、しなやかさに適度な熟感が加わり複雑な味わいに。もう少し寝かせても間違いはないポテンシャルの高さを感じます。

『山形正宗 麹塵(きくじん) 生酛造り 純米大吟醸 秋津産山田錦』の裏ラベルはこちらf:id:sakearchive:20200806210705j:image
スペック表も貼っておきます。

原材料 米(国産)、米麹(国産米)
原料米 兵庫県東条産 山田錦 100%
精米歩合 40%
アルコール分 16度

それではいただいてみましょう。

グラスに口を近づけると、バナナの穏やかな香りや熟れたブドウのニュアンスを感じます。米以外のスペックが同じだけに以前飲んだ『山形正宗 紅』ともけっこう似ている印象です。

口に含むと、ツルっとしたタッチでミディアム程度の甘旨味が膨らみます。香りで感じたのと同印象の穏やかなバナナの風味は安心感をもたらしてくれます。

先日いただいた『山形正宗 紅』と比べるとやや引き締まった味わいですね、しなやかで芯のある旨みに、適度な熟成によってなめらかさや奥深さが加わって、非常にリラクシングな酒質に仕上がっています。

精米歩合40%でも線が細すぎるということはなく、酸とほろ苦さによるじわじわと複雑な余韻もいいものです。 若干の草木のニュアンスもあり、穏やか一辺倒になりそうな味わいにアクセントを添えます。 

そんなわけで今回いただいた『山形正宗 麹塵 生酛造り 純米大吟醸 秋津産山田錦』、山田錦のポテンシャルを活かした、しなやかかつ膨らみのある味わいの食中酒系大吟醸でした。

大吟醸、というかむしろ純米酒ですよね、核心の部分は。『山形正宗』はどのお酒もフィロソフィーが貫徹されていて素晴らしい限りです。

ぜひ購入された方は、舌でゆっくり転がしてこのゆかしい味わいを楽しんでみてください。

それではまた。

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